リストリー・ノーツ

歴史ゲームのプレイレポートが中心。https://twitter.com/RestoryNotes

第3のローマが世界の頂点を目指す 第0回「初期状態の確認とポーズ解除前まで」

6月14日に発売された、EU4の11番目のDLC、「Third Rome」。 いよいよ、ロシアに焦点が当てられた拡張となった。 ロシア圏の領土の大幅増・新たなプレイ可能国家・新たなロシア圏専用政体・正教の新たな要素・そして強力な「ツァーリ」国システム・・・すべて…

聖イシュトヴァーンの帝国 第3回(最終回)「帝国の完成」(1569年~1609年)

1569年5月6日。 オスマンを打ち倒したフニャディ朝第3代ヤーノシュは60歳で天に召された。 34歳となったその息子、イシュトヴァーンが4代目の王として即位する。 ハンガリー創成の王イシュトヴァーンの名を継承するこの男が、「聖イシュトヴァーンの帝国」完…

聖イシュトヴァーンの帝国 第2回「リベンジ・フォー・モハーチ」(1489年~1557年)

ハンガリー王兼ボヘミア王兼オーストリア大公マーチャーシュ1世は、ハンガリーの最盛期を築いた王として今でも人気が高い。 ハンガリーの紙幣にもその肖像が使われているほどだ。 彼の功績はいくつかある。 たとえば前回でもイベントで紹介した常備軍「黒軍…

聖イシュトヴァーンの帝国 第1回「オーストリア大公マーチャーシュ」(1444年~1473年)

ハンガリーである。 Europe UniversalisⅣ、最新パッチ1.21は「ハンガリーパッチ」と称されている。 その名の通りハンガリーのプロヴィンスやイベントが新たに加えられ、その他ボヘミアやオーストリアにも変化が加えられているようだ。 simulationian.com そ…

上杉家で中華皇帝を目指す 第6回(最終回)「いざ、天命の時が来たれり」(1647年~1821年)

前回の戦いから半世紀。 幾度にも渡る明との戦争を経て、帝国日本はかつての明の首都である北京・および南京までも領有した。 また、明の領土から晋(Jin)・遼(Liang)・および呉(Wu)国を独立させ属国に。 さらに楚(Chu)国を独立させて朝貢国に仕立て上げてい…

上杉家で中華皇帝を目指す 第5回「明との戦い(後編)」(1568年~1647年)

~前回のあらすじ~ 明との対決を勝利で終えて、山東半島と北京近郊にそれぞれ斉・燕という独立国を設立した帝国日本。 当然これは次の戦いへの準備でしかなく、治憲の後を継いだ第3代将軍・上杉秀吉は、20年に及ぶ休戦期間の間に国力の増大に努めた。 第二…

上杉家で中華皇帝を目指す 第4回「明との戦い(前編)」(1545年~1568年)

~前回のあらすじ~ 3度に渡る戦争を経て、ついに朝鮮の大半を征服した日本帝国。朝鮮国は明の加護を求め、いよいよ日本は、大国・明との対峙を余儀なくされた。 しかし総兵力の差は10万以上の軍隊を動員できる明に対し、日本帝国は最大でも7万。 この兵力差…