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リストリー・ノーツ

歴史ゲームのプレイレポートが中心。https://twitter.com/SuzuTamaki

聖イシュトヴァーンの帝国 第3回(最終回)「帝国の完成」(1569年~1609年)

1569年5月6日。 オスマンを打ち倒したフニャディ朝第3代ヤーノシュは60歳で天に召された。 34歳となったその息子、イシュトヴァーンが4代目の王として即位する。 ハンガリー創成の王イシュトヴァーンの名を継承するこの男が、「聖イシュトヴァーンの帝国」完…

聖イシュトヴァーンの帝国 第2回「リベンジ・フォー・モハーチ」(1489年~1557年)

ハンガリー王兼ボヘミア王兼オーストリア大公マーチャーシュ1世は、ハンガリーの最盛期を築いた王として今でも人気が高い。 ハンガリーの紙幣にもその肖像が使われているほどだ。 彼の功績はいくつかある。 たとえば前回でもイベントで紹介した常備軍「黒軍…

聖イシュトヴァーンの帝国 第1回「オーストリア大公マーチャーシュ」(1444年~1473年)

ハンガリーである。 Europe UniversalisⅣ、最新パッチ1.21は「ハンガリーパッチ」と称されている。 その名の通りハンガリーのプロヴィンスやイベントが新たに加えられ、その他ボヘミアやオーストリアにも変化が加えられているようだ。 simulationian.com そ…

上杉家で中華皇帝を目指す 第6回(最終回)「いざ、天命の時が来たれり」(1647年~1821年)

前回の戦いから半世紀。 幾度にも渡る明との戦争を経て、帝国日本はかつての明の首都である北京・および南京までも領有した。 また、明の領土から晋(Jin)・遼(Liang)・および呉(Wu)国を独立させ属国に。 さらに楚(Chu)国を独立させて朝貢国に仕立て上げてい…

上杉家で中華皇帝を目指す 第5回「明との戦い(後編)」(1568年~1647年)

~前回のあらすじ~ 明との対決を勝利で終えて、山東半島と北京近郊にそれぞれ斉・燕という独立国を設立した帝国日本。 当然これは次の戦いへの準備でしかなく、治憲の後を継いだ第3代将軍・上杉秀吉は、20年に及ぶ休戦期間の間に国力の増大に努めた。 第二…

上杉家で中華皇帝を目指す 第4回「明との戦い(前編)」(1545年~1568年)

~前回のあらすじ~ 3度に渡る戦争を経て、ついに朝鮮の大半を征服した日本帝国。朝鮮国は明の加護を求め、いよいよ日本は、大国・明との対峙を余儀なくされた。 しかし総兵力の差は10万以上の軍隊を動員できる明に対し、日本帝国は最大でも7万。 この兵力差…

上杉家で中華皇帝を目指す 第3回「朝鮮出兵」(1511年~1545年)

~前回のあらすじ~ ついに天下統一を果たした、上杉家当主・上杉朝宗。 政治体制も将軍制から封建君主制に移行。 政体ランクも帝国に昇格した。(ただし王号は将軍のまま・・・天皇にはならないのか?) 国内の敵をすべて妥当した上杉将軍は、次なる敵を海の…

上杉家で中華皇帝を目指す 第2回「日ノ本の統一」(1468年~1511年)

~前回のあらすじ~ 関東管領・上杉家当主の上杉憲忠は、東海の雄・今川家と手を結び、東日本における勢力拡大を図った。 しかし、あまりに強大化し過ぎた両国はやがてその関係を悪化させ、1463年の憲忠の死、および1468年の今川家当主・範忠の死をきっかけ…

上杉家で中華皇帝を目指す 第1回「上杉、日ノ本に立つ」(1444年~1468年)

ついにリリースされた「Mandate of Heaven」。 中華皇帝、朝貢システム、そして日本マップの大規模な変更と大名・神道システムの進化など、東アジアに焦点が当てられたDLCである。 となれば、やはり日本の大名でプレイしたいところ。 よって、選ぶのは上杉家…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:デンマーク 第4回「クリスチャン1世とクリスチャン2世の治世」(1532年~1573年)

~前回のあらすじ~ 偉大なる王カール1世の後を継いだのはその孫、フレゼリク1世。 その治世は28年と先代に比べると短かったものの、モスクワ・オスマン同盟に対する勝利や、ハンザ同盟に対する勝利など、今後に繋がる大きな成果を出すことにも成功した。 そ…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:デンマーク 第3回「フレゼリク1世の治世」(1504年~1532年)

~前回のあらすじ~ ドイツ騎士団に続き、リヴォニア帯剣騎士団を属国化し、さらにはノヴゴロドにも侵攻していくデンマーク王カール1世。 ノルウェーの併合も開始し、すべて順調のように思えた。 そんな中、同盟国ポーランドが大オルド-モスクワ大公国の同盟…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:デンマーク 第2回「カール1世の治世」(1465年~1504年)

~前回のあらすじ~ バルト海交易圏の支配を目論んで、デンマーク王クリストファ3世はドイツ騎士団、およびリヴォニア帯剣騎士団への攻撃を開始した。 結果としてダンツィヒやリガといった重要な貿易港を手にしたデンマーク。 しかし、拡大する彼の国の前に…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:デンマーク 第1回「クリストファ3世の治世」(1444年~1465年)

ver.1.19.2の別名は「デンマークパッチ」。 各種デンマークの固有イベントが追加されたらしい。 ということでデンマークプレイのレポートを新たに上げる。 1.ダンツィヒ征服戦争(1446年~1448年) デンマークの君主はクリストファ3世。 カルマル同盟により…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第13回「最終回・世界をきれいにするための戦争」(1749年~1821年)

~前回のあらすじ~ 18世紀に入り、帝国主義を笠にフランスは急拡大。 ついに、同盟国スペインの誘いに乗じ、永遠のライバルであったイングランドへの侵攻も開始する。 結果として1749年12月。 イングランドにおける領土拡大に成功したフランスは、大陸にお…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第12回「大ブリテン連合王国の征服」(1701年~1749年)

~前回のあらすじ~ 「帝国主義」CBも獲得し、フランスはルイ14世・15世の2代に渡って、ネーデルラント、プファルツ選帝侯、スイス、サヴォイアと次々に侵略を進めていく。 旧シュタイアーマルク公の領土も併合し、巨大化したフランス帝国は、やがて18世紀へ…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第11回「フランス帝国主義時代」(1653年~1701年)

~前回のあらすじ~ オスマン帝国をも巻き込んだ、総勢50万以上の軍隊が激突した世界大戦。 これを制したフランス皇帝ルイ14世は、新たにシュタイアーマルク公国を属国化し、またイングランドの大陸からの完全追放に成功した。 双方に80万以上の死者をもたら…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第10回「対仏大同盟戦争」(1645年~1653年)

~前回のあらすじ~ 17世紀最初の20年間において欧州全土で巻き起こった2度の大戦。 フランス帝国は、ヴェネツィアへの玄関口にあたるトレヴィゾを獲得。 さらにエノー伯領、ルクセンブルク大公領、ブラバント公国、アーヘンをすべて属国化した。 しかし犠牲…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第9回「第二次欧州大戦」(1609年~ 1626年)

~前回のあらすじ~ フランスを中心としたカトリック大同盟と、皇帝を中心としたプロテスタント大同盟とが激突した第一次欧州大戦は、6年間にわたる激戦の末に、カトリック側の勝利に終わった。 しかしフランス皇帝ルイ13世は、さらなる領土拡大を目指し、次…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第8回「第一次欧州大戦」(1603年~1609年)

~前回のあらすじ~ 空白の20年間を挟みつつも、ヴェネツィア征服や帝国化など、順調に勢力拡大を続けるフランス。 類稀なる才能を持った皇太子ルイも登場し、行く先は順風満帆、に思えたが・・・ 1600年。17世紀に突入。 と同時に、フランス領リグーリア(旧…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第7回「不測の事態、からのフランス帝国創設」(1575年~1591年)

~前回のあらすじ~ ミラノ・ブルゴーニュを巡る争いの中で、ついに皇帝と矛を交えることとなったフランス。 しかしすでにフランスの力は強大すぎており、もはや皇帝たちですらまったく歯が立たない状態となっていた。 そうして北イタリアも含め勢力を拡大し…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第6回「皇帝との対決」(1539年~1555年)

~前回のあらすじ~ ミラノ、ジェノヴァ、トスカーナといった、イタリア諸邦への侵攻を開始したフランス。 順調に領土を拡張し、その度に出来上がる包囲網も、実質的な動きは何もできないままに瓦解していった。 1.皇帝との対決 拡張政策を進めるフランス…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第5回「イタリア進出」(1512年~1539年)

~前回のあらすじ~ 機に乗じて、ブルゴーニュを叩きアルトワなどのフランス北東部を獲得し、さらにはプロヴァンスからアンジュー州も割譲させた。 これによってAEが急上昇し、イングランドやオーストリアを含む大規模な包囲網を形成されるも、宣戦されるこ…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第4回「包囲網をかいくぐりながら」(1492年~1512年)

~前回のあらすじ~ ブルゴーニュとの休戦期間が終える前に、フランスは、新たな標的としてプロヴァンス、そしてサヴォイアを選んだ。 これらの領土を奪い取り、いざブルゴーニュに3度目の侵攻を仕掛けようと思った矢先、ブルゴーニュはイングランドからの独…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第3回「南仏方面拡張政策」(1477年~1492年)

~前回のあらすじ~ 2度目のブルゴーニュ侵攻を開始したフランスは、しかし技術の差、将軍能力の差の前に、壊滅の危機に瀕する。 そんな中、同盟国カスティリャの助力もあり、なんとかブルゴーニュからブルゴーニュ州を割譲し、かつブルターニュの完全併合を…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第2回 「第2次ブルゴーニュ征服戦争」(1460年~1477年)

~前回のあらすじ~ 宿敵ブルゴーニュがイングランドたちと争っている間に、横から殴りつけたフランス王ルイ11世。 ブルゴーニュの同盟国ブルターニュから領土をいくつか奪い取り、またブルゴーニュのネーデルラント地方の属国をいくつか独立させることに成…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第1回 「第1次ブルゴーニュ征服戦争」(1453年~1460年)

初アイアンモードをプレイする。 使用国家はフランス。ただし1453年10月20日スタートとする。 百年戦争終結の翌日である。 君主はシャルル7世、50歳。高い能力値と、陸軍士気+5%の「指導者への鼓舞(Inspiring Leader)」などの性格を持つ。ただ、「異常なまで…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:ホラント 第2回「拡張の時代」(1467年~1549年)

0.前回のあらすじ 見事、ブルゴーニュからの独立を果たしたホラント公アルバート。 その後もユトレヒト、フランドル、フリースラントと次々に領土を拡張していく。 そんな中、ケルン選帝侯との戦いに勝利し、領土を拡張したのが隣接するミュンスター司教領…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:ホラント 第1回「独立と初期拡張」(1444年~1467年)

0.はじめに 新バージョンにアップデートされたのを記念して、新たな国家でプレイレポートを上げる。 今回は海上交易で稼ぐプレイをしたいのでホラントを選択。 ネーデルラント成立プレイではユトレヒトやゲルデルン公国(Gelre)が有利と言われるけれど、せ…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第8回 「対仏大同盟戦争と寛容の女王(1574年~1632年)」

1.対仏大同盟戦争 1574年。オーストリア君主マリア・テレジア2世は、ブルゴーニュ公とその同盟国スイスとの戦いに勝利し、スイスの首都ベルンと、ブルゴーニュ公の影響下にあったバル公爵領をともに獲得する。 オーストリアのこの動きに、当然フランス王ル…

Civlization5 プレイレポート:アメリカ 第4回「ルネサンス・産業時代編 ≪後編≫」(~217ターン)

~前回のあらすじ~ 着々と軍拡を進めていくアメリカに、次々と差し伸べられる友好宣言の提案。 そんなことで、アメリカの野心を止められるわけはない! だが、共同研究のためにもこれらを承認。 欺瞞に満ちた友好関係が始まる。 そして、真の友情は拳と拳で…

Civlization5 プレイレポート:アメリカ 第3回「ルネサンス・産業時代編 ≪前編≫」(~175ターン)

~前回のあらすじ~ 世界各地で戦争の火種を撒き散らす蛮族ことハロルドさん(スウェーデン)と、優しい顔をしながら隣人を平気で殴るナチュラルクズのラムカムおじさん(シャム)。 この二人の戦争狂っぷりに怒りが頂点に達したのがスペインとインドネシア。 そ…

Civlization5 プレイレポート:アメリカ 第2回「古典・中世編」(~143ターン)

~ 前回のあらすじ ~ シド星に降り立ったアメリカ文明の指導者ワシントン。 出会ったお隣のスウェーデンに突然宣戦布告をしてその開拓者を奪ったり、その首都ストックホルムに横付けして資源を奪う形で第2都市を建設したりとやりたい放題。 それに対してス…

Civlization5 プレイレポート:アメリカ 第1回「古代編」(~77ターン)

EU4オーストリアプレイ中だが、今更ながらにCivilization5のプレイレポートを上げる。 すでにCivilization6の発売直前なわけだが、予約をしつつも、若干の不安が拭い切れない現状なのである。 というより、自分はCivilization5のリアルなグラフィックが好み…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第7回 「混沌の時代(1536年~1567年)」

ボヘミア(独:ベーメン)は、ハプスブルク家にとっては古くから因縁の深い地であった。そもそもハプスブルク家がオーストリアを支配するきっかけとなったのは、このボヘミアの王との対立からであった。13世紀後半。ときのハプスブルク家当主ルドルフ1世は、弱…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第6回 「宗教改革とイタリア政策(1509年~1536年)」

ハプスブルク皇帝世襲時代の3代目となったのはアントン32歳。 しかし彼は実は嫡子ではなかった。 1476年当時、正妻との間で男子に恵まれなかったカール1世は、ある秘密の会合にて出会った女性との間に一人の男子を設けた。 それがアントンであった。 カール…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第5回 「ロンバルディア征服戦争」(1499年~1509年)

ロンバルディア。 またの名をランゴバルド。 北イタリア中央部に位置するアルプス山脈の麓の平野部。 二つの大河に挟まれた肥沃な土地であり、古来より多くの勢力によって支配・征服が行われてきた。 もっとも有名なものの一つが、中世初期にこの地を支配し…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第4回 「カール1世の治世・前半」(1473年~1499年)

1473年2月18日。 偉大なる皇帝フリードリヒ3世の後を継いだのは、27歳とまだ若いカール1世。 これはハプスブルク家としての数え方であり、神聖ローマ皇帝としてはカール5世と名乗るべきだろう。 すなわち、かの広大なる「ハプスブルク帝国」を築き上げた有名…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第3回 「神聖ローマ帝国の大愚図」 (1460年~1473年)

カノッサの屈辱 - Wikipedia 聖職叙任権を巡り、ときの教皇グレゴリウス7世と皇帝ハインリヒ4世とが対立し、最終的に教皇が皇帝を破門。 破門された皇帝に対し帝国諸侯らは対立姿勢を強め、強制的な皇帝退位すら求める姿勢を見せ始めた。 窮地に立たされた皇…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第2回 「バイエルン・ヴェネツィア同盟戦争とその後」(1454年~1460年)

時代は少し遡るが1452年3月9日。 コンスタンティノープルがオスマン帝国によって陥落させられ、ビザンツ帝国からの避難民がオーストリアにも押し寄せてきていた。 彼らの中には古代ギリシャ・ローマ時代の智慧、すなわちアリストテレスやプラトンといった古…

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第1回 「第一次ヴェネツィア征服戦争」(1444年~1454年)

このゲームは1444年11月11日から1821年1月1日までを舞台にした歴史ゲームである。この期間はすなわち、ハプスブルク家による神聖ローマ帝国が興隆し、かつ衰退し息の根を止められるまでの期間とほぼ重なり合う。そこで、今回はこのハプスブルク家が統治する…