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リストリー・ノーツ

歴史ゲームのプレイレポートが中心。https://twitter.com/SuzuTamaki

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オーストリア第1回 「第一次ヴェネツィア征服戦争」(1444年~1454年)

このゲームは1444年11月11日から1821年1月1日までを舞台にした歴史ゲームである。
この期間はすなわち、ハプスブルク家による神聖ローマ帝国が興隆し、かつ衰退し息の根を止められるまでの期間とほぼ重なり合う。
そこで、今回はこのハプスブルク家が統治するオーストリアをプレイし、神聖ローマ帝国を崩壊させることなく永遠の帝国として完成させることを目標とする。

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オーストリアの君主はフリードリヒ3世。
史実では凡庸な君主であったとされ、それを反映してか能力値も統治2、外交5、軍事1と外交以外は平凡以下の能力である。

フリードリヒ3世 (神聖ローマ皇帝) - Wikipedia

しかし彼は非常な幸運に恵まれた君主であり、強大な敵対者はことごとく死亡し、自らは53年間にもおよび帝位を独占。以降のハプスブルク家による帝位世襲への道を開いた。
外交5という飛び抜けた能力は、そのような悪運と忍耐の功績を反映してのものなのだろうか。

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初期領土はウィーン、オストマルク、リンツ、ケルンテン、シュタイアーマルク、グラーツ、クライン、ゲルツ、リエンツ、チロル、南チロル、サングオ(飛び地)の12州。
チロルに金山も保有してはいるものの、初期状態から陸軍を4万弱の規模で保有しているため経済状況はカツカツ。
ウィーン交易圏の交易シェア率も高くないうえに富の大半がヴェネツィアに流れ込んでいるため、このままでは、史実のように耐え抜く前に財政的に枯渇してしまう。

 

よって、フリードリヒ3世は忍耐ではなく攻勢に出ることに決めた。
すなわち、ヴェネツィアの獲得である。
先方もこちらの南チロルとゲルツを狙ってきており、これは正当防衛である。
ボヘミアハンガリープファルツ選帝侯と同盟を結んだうえで、ヴェネツィアの領土権主張を行うべくスパイ網を構築し、開戦の準備を進めた。

 

かくして1445年10月3日。ついにフリードリヒはヴェネツィアに宣戦布告する。
ヴェネツィアの最も恐るべき海軍は、オーストリア・ハンガリー連合海軍によっていとも簡単に壊滅。
ヴェネツィア本土(島)からは16000の陸軍がトレビゾに上陸するが、これをオーストリア陸軍2万5000でもって迎え撃つ。
総指揮官は皇帝フリードリヒ。皇帝自ら前線で指揮を執るのだ。
白兵能力は3、機動力は1と結構強い。
この男、この世界ではただ悪運が強いだけの日和見主義ではなかったのだ!

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これでヴェネツィア陸軍は壊滅。もはや怖いものはない。
ヴェネツィアサヴォイア公国とも同盟を結んでいたが、そちらはハンガリーボヘミア・宮中伯といった同盟国の軍隊が容赦なく制圧している。


そして1447年3月1日。
先立ってサヴォイア公国と和平し、賠償金を獲得。
さらにはヴェネツィアと和平し、その首都であるヴェネツィア本土(島)を割譲させた。

完全勝利である。

 

 

獲得したヴェネツィア本土はただちにオーストリアの直轄領にする。
異文化であることのペナルティが加わってもなお、税収入が0.37あり、これは自国内のリエンツ・チロル・サングオなどよりも大きい額となっている。
生産力は0.46でこれはすでにして自国内のあらゆる州よりも大きい。交易力は13.9。
いずれにしても自治権によるペナルティを受けている状況なので、のちにこの自治権を削減し、各種収入を底上げする。
代わって不穏度が上昇するも、逆にさっさと反乱を起こさせて鎮圧し、不穏度も問題なく0にしてしまおう。

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君主点の外交力が規定の値に達したため、外交技術をレベル4に上げる。
解禁された市場をウィーンとヴェネツィアに建設。それぞれの交易力が24.1と28.5に。
交易収入も、ヴェネツィアとウィーンの交易圏からそれぞれ2.44デュカートと2.38デュカートを獲得し、総額4.82デュカートの収入。
スタート時はウィーン交易圏の2.00デュカートのみだったため、2倍以上の増収である。
この時点での国内総税収入+総生産収入も10.5となり、これもスタート時から2デュカート近く増えている。

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こうしてフリードリヒ3世は国内経済の立て直しに成功し、更なる帝国拡大に向けて戦略を練り始める。

次の標的はバイエルン公。
バイエルン公はあろうことか、誉れ高き帝国同胞であるアウクスブルクを侵略し、これを併合してしまったのである!
帝国諸侯を守るべき義務を負う皇帝として、これを見逃すわけにはいかない。
既にヴェネツィア戦役時より、バイエルンにはスパイ網を構築しており、ただちにアウクスブルクおよびバイエルン首都ミュンヘンの領土請求権を捏ぞ・・・確認している。

 

そして1454年3月26日。
アルプスの雪解けを待ち、軍事技術もレベル4にしたうえで、オーストリアはバイエルン公国に宣戦布告を行う!

目標はアウクスブルクの占領。
オーストリア側の同盟国は誰一人参戦しないものの、4万を超える我が帝国陸軍を前にして、勝てるものなど誰一人おらぬだろう!

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なお、バイエルンヴェネツィアとも同盟を結んでいたため、オーストリアはこのヴェネツィアに対し、停戦期間であるにも関わらず二度目の侵略を行うことが可能となった。
すでにヴェネツィア第二の都市ヴェローナに対する領土権は獲得している。
総国力21という肥沃なこのヴェローナの地を奪い取ることもまた、この戦役の目的の1つである。

 

その欲にまみれた考えが、帝国を危機に陥れるとも知らずに・・・

(第2回に続く)

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