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リストリー・ノーツ

歴史ゲームのプレイレポートが中心。https://twitter.com/SuzuTamaki

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オリッサ 第1回「第1次ジャールカンド征服戦争」(1444年~1450年)

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:オリッサ

オリッサ(Orissa)とはインド北東部の地域であり、東ガンガ朝とそれを受け継いだガジャパティ朝によって繁栄したものの、のちにムガル帝国、次いでイギリスの支配下に入り、インドの一地方へと成り下がった。

歴史上では決して著名な地域ではないが、ゲーム開始時(1444年)の君主が有能であることと、周辺諸国とのパワーバランスが絶妙であることから、インド統一プレイにおけるスタート国として推奨されることの多い国家である。

 

今回はこの国でプレイし、統一インド形成を目標とする。

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1.第1次ジャールカンド征服戦争(1447年~1448年)

オリッサの君主はカピレーンドラ・ガジャパティ。
元々この地にあった東ガンガ朝の宰相であったが、1000年続いたこの王朝の衰退を見て取って、王位を簒奪し新たにガジャパティ朝を開いた。

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そんな、建国の父たる君主だけあって能力値は非常に高い。
性格も分離主義-5の効果をもつ「征服者(Conqueror)」と陸軍士気+5%の「指揮官への鼓舞(Inspring Leader)」という有能なもので、さらに初期状態から将軍化しているのだが、その能力は以下の通り。

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白兵5という神がかった能力値を持つ。

後継者のハンヴィーラも攻城2と十分に強い。

 

これで29歳とまだ若いのだからチートである。
・・・というところまで思い至って、一つ疑念が生まれる。

確か、カピレーンドラが王位簒奪したのは10年前だったはず。
さらに後継者ハンヴィーラが24歳となっているが、史実ではこれはカピレーンドラの息子のはずである。
・・・もしかしてこの29歳というのは、何かのミスなのだろうか。

 

 

周辺国の様子を見てみると、北にベンガル王国、西にバフマニー王国、南にヴィジャヤナガル王国といった強国に囲まれており、見事そのすべてにライバル視されている。

一応、ガルジャート(Garjat)という属国を抱えているが、保有軍隊が3連隊しかないという小国家なのであまり役に立たず。


最初の攻撃目標は近隣の小国ジャールカンド(Jharkhand)とバスタル(Bastar)。

そして重要な交易拠点を抱えるベンガル王国の征服を狙う。

 

その準備のために、ベンガルをライバル視するアヴァ(Ava)との同盟、およびバフマニー朝をライバル視するグジャラートとの同盟を狙い外交官を派遣する。バフマニーとベンガルのライバル指定も忘れない。

 

 

1445年5月7日に「カピレーンドラの戦争」なるイベントが発生。

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1434年のガジャパティ朝創始以来、北へ南へと戦いに明け暮れたカピレーンドラ。

その結果として領域を拡張できたのはよかったものの、戦争の傷により民衆は苦しみを覚えているという。

ここで、オリッサの地にて伝統的に定められていた「塩税」を撤廃するか否かの選択を迫られる。

撤廃を選べば経済的なマイナスと引き換えに不穏度減少と正統性向上のボーナスが。

一方でこの継続を望めば、経済的には潤うものの不穏度が大きく上昇してしまう、というものである。

経済マイナスは痛いものの、反乱を起こされると厄介だし、やはり名君としてのふるまいを見せておきたい、という思いもあり、ここは塩税の撤廃を選択する。

 

 

1446年1月には「祭礼」イベントが発生。

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今年は繁栄の年だ!とのことらしく、地域の祭礼に手を加えるかどうかの選択を求められる。

拒否すればミドナープル(Midnapore)税収開発度が1上がるらしいが、手を加え、安定度+1の報酬を手に入れることにする。

何しろ税収開発度1上げるのに必要な君主点は82であるのに対し、安定度上昇にはそれが100必要なのだ。

しかもせっかくなので手動で1つ安定度を上げてからこのイベントを選択してみることにする。そうすることで君主点150ポイント分の利益を得たことになった。

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安定度2の恩恵で税収+10%もあるし、選択としては十分間違ってなかったと言えるだろう。

ついでにナショナルフォーカスを統治に合わせる。

 

 

1447年4月4日。ジャールカンドの請求権捏造も終え、ついに宣戦布告することに。

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敵はバスタルおよびネパールと同盟を結んでいる。

総兵力は1万6000。こちらの兵力は属国ガルジャートを加えても1万5000。

だが、有能な君主カピレーンドラの存在がこの数的劣勢を簡単にひっくり返してくれるだろう。

それにネパールの地は遠い。各個撃破すれば問題ないはずだ。

さらに宣戦布告前に帰依する神としてシャクティ神を選択している。

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規律+5%および攻城能力+5%と、征服戦争にはなくてはならない能力。

軍事顧問にはいい人物がいなかった分をなんとか埋め合わせてくれた。

 

 

まずはジャールカンドにて緒戦。

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何の問題もなく、敵全軍を壊滅させた。

 

これで数的にも優位に立つ。

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6月9日にカリンガンドラの戦いでバスタルの全軍も壊滅させる。

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攻城力2をもったハンヴィーラに4000の兵を与えバスタルの包囲任務に就かせる。

一方、カピレーンドラ率いる8000の主力軍は北上させ、いよいよ南下してくるネパール軍の迎撃に向かう。

 

7月23日。ジャールカンドにて敵同盟の主力と激突。

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兵数ではこちらが不利ではあったが・・・

 

7月27日。白兵フェイズに入った途端、一気に敵の士気と兵力を奪い取っていく。

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数の上でもこちらが有利に。

 

8月7日に決着がつく。

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また、この戦いでカピレーンドラは、白兵戦術+10%の能力 Master of Arms を手に入れた。

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ただでさえ強い勇将がさらに強くなっていく・・・

 

 

こうして、優位に立ったまま、あとは必要な都市を制圧完了したら終わりだな、と思っていると・・・

 

1447年10月3日。バフマニー朝が宣戦布告をしてきた!

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2.対バフマニー防衛戦争(1447年~1450年)

突如として襲い掛かってきたバフマニー朝。一応こちらの同盟軍との総数では相手を上回ってはいるものの、同盟国はいずれも遠方のためどれくらい頼りになるかわからない。

いきなり迎えた最大級の危機。

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1448年2月25日。とりあえずジャールカンドと和平。

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何も得られないことも覚悟していたが、なんとかインド成立に必要なジャールカンド州の獲得と36ドゥカートの賠償金は得られた。

 

ぎゃー、バフマニー軍1万9000がやってくる!!

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とりあえず、要塞のある首都の前で主力を待機させ、敵軍の出方を見る。

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この間に同盟軍がバフマニー国内に侵入。

 

これに誘い込まれた敵主力が北上した瞬間を狙い・・・

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傭兵をかき集め陸軍上限以上に増やしたオリッサ全軍で追撃!

 

1448年10月4日。ここに、バフマニー軍主力との激突が開始される!

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象さんがいるのがどことなくシュールである。

 

そして10月15日。以後と勝利! 敵全軍を壊滅させ、16ポイントもの戦勝点を獲得した。

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その後、1450年5月4日にようやく和平条約を結ぶ。

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171ドゥカートの賠償金(うちオリッサの取り分は80ドゥカート)。

正直、戦費とは釣り合わない結果ではあったが、とにかく生き延びたことが大義である。

 

 

なんとか最初のヤマを越えたオリッサ-ガジャパティ朝。

次の目標は1455年に停戦が切れるジャールカンド? もしくはいよいよベンガルに攻め込むか、のいずれかである。

 

第2回に続く。