リストリー・ノーツ

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2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【Victoria3プレイレポート/AAR】MOD『出版産業の興隆』で遊ぶ大英帝国RP重視プレイ 第1回 ロバート・ピールとメルバーン子爵の時代(1836年~1846年)

間もなくVer.1.2がリリースされるということで、Ver.upでしばらくプレイできなくなる恐れのあるMODを用いたプレイをしてみたいと思う。 使用するMODは『出版産業の興隆(Rise of Publishing Industry)』。日本人の方(kaznoko氏)が作られたMODで、新しい技…

【Victoria3プレイレポート/AAR】強AI設定で遊ぶプロイセンプレイ 第5回(最終回) 戦車・飛行機・毒ガスが飛び交う英仏最終決戦(1880年~1901年)

フリードリヒ・ヴィルヘルム4世により創設された「ドイツ帝国」。 その第2代皇帝に就いたのはフリードリヒ・ヴィルヘルム4世の姪孫にあたる若きジギスムント。 ホーエンツォレルン家がブランデンブルクの支配者となる直前にこれを統治していた神聖ローマ皇帝…

【Victoria3プレイレポート/AAR】強AI設定で遊ぶプロイセンプレイ 第4回 革命の時代と「普仏戦争」(1860年~1880年)

宿敵オーストリア、そしてフランスとの戦いを制し、念願の統一ドイツ帝国を成立させたカイザー・フリードリヒ・ヴィルヘルム4世。 実業家集団出身の首相アルフレート・クルップの主導のもと、巨大な中国植民地やニジェール・デルタ植民地を創設し、経済基盤…

【Victoria3プレイレポート/AAR】強AI設定で遊ぶプロイセンプレイ 第3回 改革派の興隆と中央同盟戦争(1852年~1860年)

先の普墺戦争に勝利したプロイセン王国は、そのままオーストリアを除くすべてのドイツ諸邦の支持を得て、1849年4月3日、ついに「ドイツ帝国」を成立させた。 その統一ドイツで首相に就いたのが、兵器産業で財を成したアルフレート・クルップ。 彼と彼を支持…

【Victoria3プレイレポート/AAR】強AI設定で遊ぶプロイセンプレイ 第2回 ドイツ帝国の成立とクルップ砲戦争(1846年~1852年)

ナポレオン戦争によって神聖ローマ帝国が滅んだ後のドイツでは、オーストリアを盟主とするドイツ連邦という緩やかな連合体が継続したものの、実際には北部を支配するプロイセン王国と南部を支配するオーストリア帝国との2大国による勢力のせめぎ合いという状…

【Victoria3プレイレポート/AAR】強AI設定で遊ぶプロイセンプレイ 第1回 1839革命と普墺戦争(1836年~1846年)

前回の「インドネシア」プレイでは、結局アチェのような非欧州の小国では、イベントやキャラクターのビジュアル、名称、あるいはゲームシステムの面でバリエーションにかけており、現バージョンでは十分に楽しむことができないということを悟った。 よって、…

【Victoria3プレイレポート/AAR】大インドネシア帝国の夢 第4回(最終回) 夢の実現とその先の風景(1896年〜1923年)

長きに渡るスルタン制を廃止し、西欧に倣い近代化を進めたアチェ共和国。 今やインドネシア地域における最大国家であることはもちろん、世界においても7本の指入るほどの実力を持った国家として成熟しつつあった。 それがいまだ「列強」として認められない謂…

【Victoria3プレイレポート/AAR】大インドネシア帝国の夢 第3回 変革と拡大の時代(1876年~1896年)

史実における悲劇的な運命に抗うべく、ラジャ・ムダ(副王)のトゥアンク・イブラヒムによる改革が進められていったスマトラ島北部の「アチェ王国」。 最初の20年で地域大国として認められるほどの成長を見せたこの国は、その威厳と資本をもって「インドネシ…

【Victoria3プレイレポート/AAR】大インドネシア帝国の夢 第2回 インドネシア関税同盟と歴史への復讐(1856年~1876年)

史実では20世紀初頭にオランダによって滅ぼされてしまうスマトラ島北端の小国アチェ。 その運命が目前に迫る中、国内で権力争い時と権益保護に精を出す貴族勢力を前にして、現スルタン・アラウッディン・ムハンマドの実兄にしてラジャ・ムダ(副王)の地位に…

【Victoria3 プレイレポート/AAR】大インドネシア帝国の夢 第1回 トゥアンク・イブラヒムの改革(1836年~1856年)

インドネシア。 現代では世界4位の人口を誇り、世界最大のムスリム人口を抱え、ASEAN(東南アジア諸国連合)の盟主として東南アジア唯一のG20参加国でもある、紛うことなき地域大国である。 しかし16世紀以降、この地はオランダを始めとする西欧列強による植…