~前回のあらすじ~
18世紀に入り、帝国主義を笠にフランスは急拡大。
ついに、同盟国スペインの誘いに乗じ、永遠のライバルであったイングランドへの侵攻も開始する。
結果として1749年12月。
イングランドにおける領土拡大に成功したフランスは、大陸における最後の拡張に向けて動き出す。
1.帝国解体
1765年3月12日。
ボヘミアの皇帝に対し、最終決戦を挑む。
兵力差は10倍以上。完全に弱い者いじめである。
各種軍事アイディアを獲得し、軍事技術も最大限にしており、将軍の性能も高いフランス軍は、各地で敵軍団を全滅させるだけの戦果を挙げている。
1765年から1766年にかけて、ザクセン=ラウェンブルグ、バーデン、アンハルト、ナッサウと次々併合していく。
そして1766年6月1日。
ついに選帝侯であるブランデンブルクの領土も、コモンウェルスとの間で分割することに。
これにて、ボヘミアの皇帝はその所領をすべて失った。
もはや彼は皇帝を名乗れなくなったのである。
あらたにバイエルンの王アルブレヒト4世が皇帝を名乗るが、もはや選帝侯は3人。
帝国解体も秒読み段階である。
過剰拡大が100%を超え、各地で反乱祭り中。
即、平定していくものの、マンパワーがゴリゴリ削られていく。
戦争するよりも反乱鎮圧の方が国力を消費するというのはリアルなのかどうか。
まあ削られたマンパワーも数か月で元通りになってしまうのだが。
同じ年の11月にはコモンウェルスから対オスマン戦争へのお誘いが。
その半月後にはスペインから対イングランド戦争へのお誘いが届く。
もちろん共に承諾。
もはやフランスに怖いものなどないが。
二正面・三正面作戦どんとこいである。
なお、フランスはフランスでそんな状態の中、バイエルンの皇帝に宣戦布告をして自ら戦争を始めている。
1768年9月19日。
バイエルンを完全併合したい、と思いつつ・・・
ハイエナをしたアウクスブルクがバイエルンの都市を1つ占領しているため併合できず。
仕方なく、1州残して属国化する。
そして戦争状態になったアウクスブルクを併合。1769年10月6日。
これにて、アウクスブルク選帝侯も失われ、バイエルン選帝侯も属国化し、残るブレーメン選帝侯もフランスの従属下に置かれているため、ついに「帝国解体」ボタンが解禁されることに。
なんか苦し紛れにイギリス王が皇帝になっているが無視である。
そして達成! 帝国の解体である。
1769年10月の世界地図。
Franceの文字が偏ってしまって美しくない。
原因は、400を超えるAEを抱え属国併合できずにいるオーストリアの存在だ。
これを地図上から消滅させるほかない。
2.世界をきれいにするための戦争
1769年11月11日。
属国を解除するコマンドがあることに今更気づき、実行。
そして宣戦布告。
79年の5月1日に、まずは同盟国のハンガリーを征服する。
1州だけ残ってしまった。
その1年後にオーストリア全土を併合。
これで随分きれいになった・・・
いや、まだブリテン島が汚い。
よって、1788年1月8日。大ブリテン
北米植民地も侵略しつつ、1796年7月20日にブリテン島を完全併合。
フランス領ブリテン誕生。
北米植民地をぼこぼこにした結果、1797年1月26日にアメリカ独立戦争が勃発。
と思ったらフランス国内でも反乱が発生。
あっという間に全土に広がる。
これは・・・フランス革命の一種なのか?
並大抵の国であれば崩壊のきっかけとなりうるが、フランス帝国にとっては問題ない。
次々と蜂起する反乱軍を武力で鎮圧。
3年後には獲得領土のコア化が完了し、反乱は収まった。
1806年10月6日。
スカンディナヴィアがモスクワ大公国の方に喧嘩を売ったように見えたので何の気なしに参戦依頼に応じてみると・・・
向こうの同盟国にコモンウェルスの姿が。
長きに渡りフランスの重要な同盟国であったコモンウェルスとまさかの対決を強いられる羽目に。
泣きながら殴り続けて3年。
ダンツィヒなどを頂いて分離和平する。付き合ってられるか!
このあとボスニアなどを併合。
ハンガリーの残り1州も併合した。
1811年8月23日。
せっかくだから北米もきれいにしたいということで独立したばかりの合衆国に宣戦布告。
射撃5の将軍に率いられた大砲部隊が強く、10倍近い損害を与える。
1815年6月1日には、カナダにも宣戦布告。
とにかく時間切れまでできるだけ領土拡張を狙う。
そうして迎えた1821年。
北米はこんな感じ。
合衆国は巨大すぎて1回の戦闘ではさすがに全部は奪えず。
首都パリはこんな感じ。
アジアでは朝鮮が勢力伸長していたほか、日本は幕府と斯波氏が対立し統一が果たされぬまま終わった。
世界地図はこんな感じ。
ペルミってこんなにでかくなるものなの?? ロシアの一都市でしょ??
3.総括
フランスの強さを実感できるプレイであった。
その強さの本質は金。
途中、オスマンとの戦いが最大の危機ではあったが、あの場面も、どれだけの傭兵を雇用したとしても赤字にすらならないほどの収入を保持できていたことが強かった。
そしてその金は、交易ではなく、ほぼ土地からのみ吸い上げた金であった。
土地の強さを堪能できるのがフランスという国の強さなのだと思う。
(そしてその土地収入の強さは、「経済」アイディアとの相性が抜群。ヴェルサイユを解禁するためだけのアイディアではなかった!)
強すぎて後半ダレるのが玉に瑕。
次はもうちょっと弱い国でいこう。