リストリー・ノーツ

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2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【Crusader Kings Ⅲプレイレポート/AAR】イングランドを継ぐもの 第4回(最終回) ウィッチェ朝第3代イングランド国王ガマル(1100年~1153年) 

1078年にイングランド王位を再びアングロ・サクソンの手に取り戻したモルカル王は、1092年に狩猟中の事故により唐突に命を落とした。 あとに残されたのは当時わずか9歳の息子エルヴガルであり、これを受けてこれまでモルカルの支配下に置かれていたノルマン…

【Crusader Kings Ⅲプレイレポート/AAR】イングランドを継ぐもの 第3回 ウィッチェ朝第2代イングランド国王エルヴガル(1092年~1100年) 

1066年に巻き起こった第1次イングランド王位継承戦争は、フランスのノルマンディー公ウィリアムの勝利によって幕を閉じた。 しかしこのとき敗北したハロルド2世の臣下であったノーサンブリア公モルカルは復讐を誓い力を貯め、ウィリアム死後混乱したノルマン…

【Crusader Kings Ⅲプレイレポート/AAR】イングランドを継ぐもの 第2回 ウィッチェ朝初代イングランド国王モルカル(1078年~1092年)

1066年。 エドワード懺悔王死後に巻き起こった三つ巴のイングランド王位継承戦争は、フランス人のノルマンディー公ウィリアムが勝利し、ノルマン朝イングランド王国が成立した。 一方、グレート・ブリテン島中央部にはマーシア公とノーサンブリア公を兼任し…

【Crusader Kings Ⅲプレイレポート/AAR】イングランドを継ぐもの 第1回 ノーサンブリア公モルカル(1066年~1078年)

1066年。イングランドは動乱の時代を迎えていた。ウェセックス王アゼルスタンの統一により成立したイングランド王位は、その後侵入してきたデーン人の手により一度奪われ、エドワード懺悔王のもとで再びこれをアングロ・サクソンの手に取り戻したものの、世…

Victoria3プレイレポート/AAR 人気投票

前回のケープ植民地編(虹の旗の下で 喜望峰百年物語)でこのブログにおけるVictoria3プレイレポート/AARは11本目となりました。 今後、新DLCなどが発売後もAARを作成していく予定ですが、その今後の方向性を定めるにあたっても、過去の11本の中から「最も面…

【Victoria3プレイレポート/AAR】虹の旗の下で 喜望峰百年物語 後編(1896年~1936年)

19世紀前半にイングランドの植民地として再スタートを切ったケープ植民地。 しかし彼らは次第に本国政府から切り離された「南アフリカ人」たちの自治国家としての自立を志向し、様々な改革を行っていた。 エドムンド・フェイン、アベル・マクレガン、アレク…

【Victoria3プレイレポート/AAR】虹の旗の下で 喜望峰百年物語 前編(1836年~1896年)

最初にその街を建てたのはオランダ人であった。 オランダ東インド会社の艦隊司令官ヤン・ファン・リーベックによって1652年に建設されたその街は、内陸部への開拓の前哨地として発展し、オランダ系移民(ボーア人)たちは先住のコイコイ人たちを迫害しながら…

【Victoria3プレイレポート/AAR】パクス・ネーエルランディカ 第5話 最終戦争と大蘭帝国の完成(1916年~)

ナポレオン戦争で一度国として滅びたあと、欧州の緩衝国家として復活させられた「小国」ネーデルラント連合王国。 しかし彼らはかつての栄光を取り戻し、世界最大の帝国となることを夢見て、その権益の拡大に努めた。 19世紀末の2度の大英蘭戦争を経てオース…

【Victoria3プレイレポート/AAR】パクス・ネーエルランディカ 第4話 繁栄と分断、そして世界最大の帝国へ(1896年~1916年)

19世紀後半。 世界を我がものが如く支配する英仏に対抗すべく、オランダーーすなわちネーデルラント連合王国は、手始めにポルトガルの属国化とネーデルラント統一という形で勢力の拡大に努めた。 続いて英仏が清に攻撃を仕掛ける隙をついて自らもその地での…