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Victoria3プレイレポート:サルデーニャ・ピエモンテ

【Victoria3プレイレポート/AAR】「奇跡の国」サヴォイア・イタリアの夢 第4回(最終回) イタリアの夢(1910年~1936年)

「奇跡」を現実のものとし、実現に至ったサヴォイア朝イタリア王国。 しかし、その立役者であったヴィットーリオ・エマヌエーレ2世とカヴール亡き後、混乱の時代が訪れることとなる。 まず政治的主導権を握ったのは「民族主義者」ガブリエーレ・ダンヌンツィ…

【Victoria3プレイレポート/AAR】「奇跡の国」サヴォイア・イタリアの夢 第3回 夢の終わりへ(1896年~1910年)

ナポレオンの侵略以降、民族主義と自由主義に目覚めた「イタリア」の国民は、数々の弾圧に耐えながらもその「統一」に向けた火を絶やさず燃やし続けていた。 そして1860年に即位した国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世と首相カヴールに率いられたサルデー…

【Victoria3プレイレポート/AAR】「奇跡の国」サヴォイア・イタリアの夢 第2回 「5年後」の戦いとその後(1866年~1896年)

ウィーン体制以降、反動的な保守政権による支配が復活しながらも、自由と民主主義を求める民族的運動が度々巻き起こっていた19世紀のイタリア。 北西部ピエモンテ州に首都を置くサルデーニャ=ピエモンテ王国でも、1830年代から国王カルロ・アルベルトの下、…

【Victoria3プレイレポート/AAR】「奇跡の国」サヴォイア・イタリアの夢 第1回 統一の進展と「独立戦争」(1836年~1866年)

イタリア。 それは、ヨーロッパの起源たるローマ帝国の中心地でありながら、その崩壊後はゲルマン人、東ローマ帝国、イスラーム勢力などの侵入を許し、中世以降は神聖ローマ帝国やスペイン、フランスなどの列強国の代理戦争の舞台として、分割と支配の憂き目…