リストリー・ノーツ

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2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【CK3】アル=マンスールの一族③:狼王ウマル編・下 伝説の誕生(1089-1096)

11世紀前半に後ウマイヤ朝が滅んだ後、戦国時代と化したイベリア半島南部アル=アンダルス。 その中で台頭してきた勢力が西のバダホス王国と東のトゥレイトゥラ(トレド)首長国。 共にベルベル語を操るムワッラド派イスラム教徒たちという共通点を持つ彼ら…

【CK3】アル=マンスールの一族②:狼王ウマル編・中 アル=アンダルスの覇者(1077-1089)

1031年に後ウマイヤ朝が滅亡した後、アル=アンダルスと呼ばれるイベリア半島の南半分は、タイファ時代と呼ばれる混沌の戦国時代を迎えていた。 そのタイファ諸国の1つ、バダホス王国は、アフタス朝の創始者アル=マンスールの孫にあたるウマル・イブン・アル…

【CK3】アル=マンスールの一族①:狼王ウマル編・上 エル・シッドとグレドス峠の戦い(1066-1077)

1031年。後ウマイヤ朝が滅亡。 巨像を失ったアル=アンダルスは、「タイファ時代」と呼ばれる混沌とした戦国時代へと突入する。 互いに支配権を巡り相争うイスラム教徒たち。さらには北のキリスト教徒たちもまたここに介入し、半島は未曾有の混乱へと陥って…

【Vic3/Victoria3】世界で最も豊かで幸福なスイスの作り方④(最終回) 祖国防衛戦争(1896-1936)

ナポレオン戦争後、スイスは「調停」時代、「修復」時代、「再生」時代を経て、少しずつ旧来の連邦主義から統一された国家への「改革」を進めていった。 1850年代後半から、その改革を主導したのが元首相ヨーゼフ・フランツ・カール・アムルヒンと、ベルリン…

【Vic3/Victoria3】世界で最も豊かで幸福なスイスの作り方③ 最後の改革(1876-1896)

ナポレオン戦争後、暫くは旧来の国家連合形式を復活させそれを継続させていたスイスも、1830年代より少しずつ自由主義改革が進展。 1855年選挙では急進主義者ヨーゼフ・フランツ・カール・アムルヒンを中心とする自由民主党が政権を獲得し、改革を進めていく…

【Vic3/Victoria3】世界で最も豊かで幸福なスイスの作り方② 改革の代償(1856-1876)

13世紀末、ハプスブルク家の支配に対し原初三州が「盟約者同盟」を結び成立したスイス。しかし当時はまだ独立した国家の連合体であり、17世紀のウェストファリア条約で神聖ローマ帝国からの独立が認められた後も、18世紀末にフランス革命に巻き込まれ強制的…

【Vic3/Victoria3】世界で最も豊かで幸福なスイスの作り方① 再生と変革の時代(1836-1856)

前回のオーストリア編で軍事に関してはある程度確認した為、今回は新バージョンでの経済面をじっくりと確認するプレイをしたいと考えた。 その上で選んだのがスイス。完全内陸国で2州しかなく、政体的には随分と改革が進んでいる先進国ではあるものの経済的…