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【CK3】異聞戦国伝・漆 四国征伐編(1583-1585)

 

1576年8月6日。

征夷大将軍となったばかりであった織田信長は、突如その命を落とす。

遺された織田家と幕府を引き継いだのはその嫡男の織田信雄

そして佐々成政丹羽長秀浅井久政丹佐秀吉といった信長重臣たち。

彼らは生前の信長の遺志を継ぎ、1577年に三好家を滅ぼすべく畿内、そして淡路へと同時攻撃を仕掛ける。

が、その渦中、重臣の一人であった浅井久政が裏切り、謀反を起こす。

この謀反を鎮圧すべく、秀吉は自身の配下において最も勇壮なる青年、吉太きったに兵を与え、果敢にこれを攻めさせる。

この活躍もあり、1578年の多聞山城の戦いでは圧勝。

淡路も手に入れ、秀吉は織田家内最大勢力へと躍り出ることとなった。

 

ひとまずの混乱を治めることに成功した織田家。

しかし、信長の死によりもたらされた混沌は、この程度では収まるはずもない。

正しき静謐、惣無事の実現に向けて、丹佐秀吉は密かに牙を研ぎ始めるのであった。

 

 

目次

 

※ゲーム上の兵数を10倍にした数を物語上の兵数として表記しております(より史実に近づけるため)。

 

Ver.1.12.5(Scythe)

Shogunate Ver.0.8.5.6(雲隠)

使用DLC

  • The Northern Lords
  • The Royal Court
  • The Fate of Iberia
  • Firends and Foes
  • Tours and Tournaments
  • Wards and Wardens
  • Legacy of Perisia
  • Legends of the Dead

使用MOD

 

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開戦前夜

1583年。

かつての天下人・織田信長の死から早7年。

三好家との紀伊・淡路戦役終結からもすでに3年の月日が経っていた。

先の戦いの渦中に謀反を起こした浅井久政は将軍・織田信雄によって処刑され、近江の地は彼の弟の織田信房が継承。

さらに久政、秀吉と共に織田四天王の一角を担っていた伊勢の大名・丹羽長秀も2年前に早すぎる死を迎えており、まだ若年の長重がこれを継承している。

今や、古くからの信長重臣は秀吉と北陸の佐々成政くらい。

しかし信長死後の混乱にすぐ対応することもできず、さらに同盟国であった新発田氏が武田に飲み込まれるのを防ぐこともできなかった成政の織田政権内における影響力は以前ほどでなくなっており、相対的に秀吉の存在は、家中にて頭一つ抜け出たものとなりつつあった。

そのことを示すかの如く、信雄は息子が統治する丹後国・織田家に降った三好長虎の治める相良郡・さらには幕府における取次の地位など、数多くの領地や特権を秀吉に与え、彼を優遇するに至る。

こうして出来上がった強大な「丹佐軍」を軸に、織田家はいよいよ、仇敵たる三好家に対する「最終決戦」を挑むこととなる。

 

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「――丹佐殿、此度は我々も寄騎させて頂くこととなった。宜しく頼みますぞ」

戦準備を見守っていた秀吉のもとに、浅井久政の後を継ぎ近江の大名となっていた織田信房が現れる。

「これはこれは、孫左殿。織田家中随一の切れ者として知られる貴殿の御力を借りられるとなれば、どれほど心強いか」

秀吉もいつも通り大仰に両手を広げこれを出迎える。

信房は苦笑しながらこれに応える。

「フン・・・今や名ばかりの権威しかない織田家の、しかも五男ともなれば何も力はないに等しい。今でこそ近江を与えられてはいるものの、これだって何か一歩間違えれば簡単に取り上げられてしまうような不安定な身の上。せいぜい、失敗せぬよう努めさせていただくさ」

自嘲気味に呟く信房に、秀吉は真面目な表情を作り、声を低くして返す。

「――そんなことはありませぬ。かの久政公の謀反のことを気にされておいででしょうが、織田家を蔑ろにするような流言には惑わされぬよう。少なくともこの秀吉は、信長様の遺された織田家に全力の忠誠を誓っており、御兄弟様皆、等しく我が愛すべき主君らで御座います」

秀吉は信房の目を覗き込むようにしてじっと見つめる。

「たとえどんなことがあろうとも。孫左殿、拙者は貴殿の味方で御座います」

「・・・貴殿にそう言ってもらえると、心強くはあるな」

信房も神妙な顔つきで頷き、「改めて、宜しく頼みますぞ」と告げる。

(これで信房殿は問題ない。次は・・・)

秀吉が視線を巡らし、その男の存在に気がつく。

その男は数名の供回りと共に、その他大勢の武将たちからは離れたところに陣取っていた。

「長政殿」

秀吉が声をかけると、その男は驚いた顔を見せながら立ち上がった。

「丹佐殿・・・此度は、我が助命、嘆願して頂いたとの由。感謝しても仕切れませぬ」

言いながら、深々と頭を下げる浅井長政

「いやいや、長政殿も非常にお辛い立場にあることは理解しておる」

そう言って秀吉は周りを見渡す。

「約束しよう。此度の戦役にて、御力を発揮して頂ければ、儂もお主の立場を上げることを、儂の権限で持って確実に進めると」

「ーー真で御座いますか。さすれば、我らが郎党や兄弟たちも報われまする・・・。

 拙者もこの身この命の全てを、織田家の為に尽くすこと、誓いましょう」

力強く告げた長政の言葉に秀吉は頷く。

(これで良し)

手応えを感じながら、秀吉は再び視線を巡らせ、今度は海の向こうの巨大な島を見やる。

まずは、四国。しかし、秀吉の瞳はすでに、その「向こう」の大きな存在に向けられつつあった。

 

 

四国征伐

1583年9月末。

丹佐軍は手始めに子飼いの三田元晴に1万5千の兵を預け淡路より出立させ、四国に侵入させる。

11月末。

2ヶ月遅れで秀吉も弟の小一郎秀長と共に四国入り。阿波国の守護所があった勝瑞城渭山城などの重要な支城群を次々と包囲していく。

「――小一郎、吉太はどうした?」

順調に進んでいく包囲戦の様子を確認しつつ、秀吉は秀長に問いかける。

「奴は先に敵本拠地のある白地城へと向かったようです」

「奴も晴れて淡路の大名となった身。逸る思いもあるのでしょう。阿波三好家の本拠地たるかの地を自ら落とすことで、早期終結に向けた実績を積みたい思いがあるのかと」

「ふむ――」と秀吉は浮かぬ顔で思案する。

「その意気は良いが・・・念のため、奴に伝令を飛ばしておけ。くれぐれも、油断することのないように、と。少しでも敵に包囲される危険性があれば、すぐさまその場を捨てて全力で逃れるように、と。

 ここは我々にとって未知の地となる四国。その只中に入り込んできた侵入者は、思わぬ形で足元を掬われる危険性があるのだと――」

 

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12月17日。

白地城の北、讃岐山脈の山中にて、数多くの兵士たちが、草葉を揺らす音さえも気を付けるかのように息をひそめていた。

この軍勢を率いるのは、阿波の大名・三好実休。三好長慶の弟、すなわち現三好家当主・三好義興の叔父にあたる人物だ。

彼はわずか1万3千の手勢で、2万を超える丹佐軍を打倒せるとは思っていなかった。ゆえに、彼はその兵力が分散し、油断する隙を狙い続けていた。

そのためには、自らの本拠地すらも囮に使う。そしてその罠に、思惑通り敵は嵌った。

「――では行くぞ。土足で入り込んできた無礼者たちを、四国山林の肥やしとするのだ」

実休の号令で、山中の三好軍は一斉に白地城を囲む丹佐軍へと襲い掛かる。

鬱蒼と茂った四国の森の中から飛び出してくる三好兵たちは、鉄砲で応戦する丹佐軍の反撃を巧みにかいくぐり、主に弓矢でもってこれを削り取っていく。

特に一人一人の武将たちの精兵さは丹佐軍を遥かに上回るものであり、その中心となるのが実休の実子である三好存保

死を恐れぬ果敢さで丹佐軍の只中に入り込み、これを次々と討ち倒していく。

最終的には貸し与えられた1万5千の兵をすべて失い、貴重な鉄砲兵たちも全滅させるという大敗北を喫することとなった元晴。

ただちに秀吉の下へと向かった伝令は、主君の勘気を恐れながらも恐る恐る報告を伝えた。

「――あの莫迦者ばかもんが。だから油断するなと言っとろうに」

確かに怒ってはいるようだが、思いの外落ち着いた様子でもあった秀吉に驚いていた伝令を横目に、秀長は兄に訊ねる。

「して、どう致しますか? 孫左衛門殿の兵も四国入りを果たしており、合流すれば十分に勝てるかと思いますが」

「いや」と秀吉は弟の提案を否定する。

「それでも被害は少なからず出るだろう。それはあまりにも勿体無い」

「勿体無い、と」独特な言い回しに、秀長も戸惑いの声を挙げる。
「そうじゃ。今や、猪武者の時代は終わった。個人の武勇に基づく一勝一敗は大局を左右することはない。

 着実に、確実に、兵站を重視し、できる限り損害の出ない包囲戦を各地で繰り広げる。大物量で一分の隙間もなく四国を締め上げ、音を上げて奴等がそこから這い出てきたところを、一気に叩き潰す。それこそ、先ほどやられたことの意趣返しのようにな」

そう言って秀吉は実に楽し気に笑う。

「さあ、三好の奴らに見せてやろうではないか。真の、天下人の戦いというものを」

 

その後、丹佐軍は隙のない統制のもと、着実に四国の支城群を陥落させていく。

1584年2月には実休の本拠・白地城を陥落させ、彼の妻である小少将や側室らを人質とする。

春になる頃には阿波全土を制圧下に置き、土佐・安芸にまでその包囲の網を広げつつあった。

「――織田軍に、付け入る隙は無いと」

実休の言葉に、側近たちは頷く。再び山林に籠り油断した織田兵たちを各個撃破していこうと考えていたが、いずれの包囲軍も皆、十分な数の戦力を整え、周囲への警戒を怠らないがゆえ、手出しできずにいた。彼らはもはや、仲間たちが必死に守る支城群が落とされていくのを見守るしかなかったのである。

「畿内においても、義興様に対する織田信孝・丹羽・佐々などの諸勢力の侵攻が進んでおり、追い詰められている状況」

「もはや我々三好家は存亡の危機にあります――」

悲痛な思いで告げる家臣の言葉を、実休は肩を震わせて受け止める。

兄・長慶の手によって主君・細川晴元を倒し、足利将軍家も追放し、戦国の世を終わらせる天下人の地位にまで上り詰めた三好家。その栄華は、鮮烈な輝きを放ちつつも、あまりにもあっけなく終りを迎えつつあった。それも、名誉ある一戦を封じられたまま、真綿で首を絞められるかの如く、少しずつゆっくりと・・・

「そうはいくまい。貴殿ら――我らが誉れ高き三好の一族として、この先の世を眉をひそめて渡らんとすべしか。それよりも、一矢報いらんとすべしか?」

実休が見渡す先――忠実なる家臣や、嫡男の存保、そして弟の神五郎――皆、一様に覚悟の決まった表情で実休を見据えていた。

「――いざ掛からんッ! 奴等が四国にて留まらんとする間に、奴等の拠点たる・・・大坂を狙うぞッ!!」

 

「三好軍が摂津に上陸。大坂城の包囲を開始しました」

伝令の報告に、安芸城の包囲を見守っていた秀吉は頷く。

「狙い通りじゃな・・・本願寺跡地に作らせた大坂の城はそう簡単には落ちぬ堅城。ただちに四国全軍に摂津へと帰還するように命じよ。合わせて淡路の海賊衆や雑賀の水軍にも連絡を取り、奴等の退路を断つのだ」

矢継ぎ早に繰り出される秀吉の支持を受け、家臣らはすぐさま行動を開始していく。

「さて、吉太きった、先の失態における挽回の機会を与えてやるぞ。今度こそ、結果を出すんじゃぞ」

「ははーーッ!」

 

1584年5月28日。

大坂の地で、決戦が繰り広げられる。

丹佐・信房軍総勢3万対三好軍1万5千。個々の武将の精強さにおいて三好軍はやはり凄まじいものがありながらも、物量の圧倒的差は覆しようもなく。

浅井長政とその家臣らの勇将たちの活躍もあり、敵兵は次々と大坂の湿地帯の中に呑み込まれていく。

先ほどの失態の挽回をせんと意気込んでいた吉太も、敵将を討ち取る戦果を挙げるなど活躍。

最終的に圧勝・・・とまではいかないまでも、確かな戦果を得られる勝利を掴み取り、三好軍の意気を削ぐには十分の結果を掴み取ることとなった。

そして、その間にも四国包囲軍は土佐まで陥落させ、もはや三好軍に逃げ場などない。

畿内の三好義興も、完全にその領土を制圧され、降伏寸前にまで追い詰められていた。

かくして、1584年9月6日。

三好家当主・義興の降伏により、三好家はその栄華の歴史に終止符が打たれる。

畿内全域、そして四国の大半が、織田家の支配に服することとなった。

そして――秀吉は約束通り、この四国の地を長政、およびその弟たちに分け与える。

この過分とも言える恩賞に感謝し、浅井長政は秀吉に心からの忠誠を誓うことに。

日ノ本随一と賞される武勇の持ち主も、秀吉の完全なる配下に収まったのである。

 

かくして、織田家は名実共に天下最大の勢力と相成る。

そしてその中心に、圧倒的な存在として丹佐秀吉が存在していることもまた、周知の事実であった。

 

それはやがて、歴史に必然の道を歩ませることとなる。

 

 

南禅寺会談

1585年初夏。

京都・東山、南禅寺

応仁の乱の混乱の中で幾つもの伽藍が焼け落ちたこの寺も、秀吉の支援もあり少しずつ復興を遂げつつあった。その最も立派なる方丈の畳の間にて、その二人は向かい合って座っていた。

「先の三好との戦勝、祝着至極に御座います」

南光坊天海――信長晩年にその傍に付き従い、その信頼を勝ち得ていたという天台宗の僧。その死後も信雄の側近として引き続き幕府中枢における重要な役割を担い続けているという。

その正体は殆ど知られておらず、比叡山を焼き討ちした信長とその一族を恨むどころか、むしろその焼き討ちを進言したのがこの男という噂すらある。いずれにせよ謎に満ちたこの男と、こうして対面できることは秀吉にとっても僥倖であった。そしてこれは、信雄を含む織田家中あらゆる側近重臣にも知られぬよう設けられた、秘密の会合でもあった。

「――三好など、すでに没落しきっている古木。これを取り潰すことに、大した苦労は御座いません」

「ははは、そうですな。それよりも余程頑丈で倒し難い巨木が、中央に聳えているのですから」

笑いながら物騒なことを告げる仏僧を、秀吉は無感情な目で見据える。どんな男であっても対面して言葉を交わせば、その心のうちを窺い知ることは秀吉にとって造作もないことであったが、この男のそれはそう容易くは見抜けそうになかった。

そんな風に彼が思うのは、かつての主君・信長以来であった。

「天海殿、一つ、お聞きしたいことが」

「ほう、何かな?」

深刻な表情を見せる秀吉を、あくまでも気楽な様子で見つめる天海。秀吉はまるで自分の心が覗き込まれているかの如く心地を味わっていた。

「かつて、信長様が岐阜でお斃れになったとき、貴僧がお近くに侍られていたと聞き及んでいる」

秀吉の言葉を、笑みを絶やさぬまま天海は無言で受け止める。

「――その死について、貴僧は何かご存知か?」

「一つ、申し上げられることは」

庭の池で何かが跳ねる音が聞こえる。気づけば、虫の音も、風の声も、何一つ、その水音以外の一才の音という音がその空間からは消失していた。

「貴殿が、信長様と同じお立場になったときに、自ずと理解さるる、ということのみです」

それだけを告げ、天海は口を引き結ぶ。秀吉もそれ以上、それについて問うことは諦めた。今はその時ではない。そのことは秀吉にも理解できた。

「――近く、家中にて騒乱が巻き起こります」

唐突に天海は告げる。

「首謀者は対馬守信孝公。これに加勢するのは佐々内蔵助殿で御座います」

「・・・儂に止めよと申すか?」

「いえ」と天海は即答する。

「騒乱とは渾沌こんとんを呼び起こすもの。渾沌とは新たな創造を産み出すもの。そこでは旧きものは死に絶え、新しき秩序が最も相応しきものによって創られる最大の好機となりまする。かつての源平合戦然り、元弘の乱然り・・・」

秀吉は押し黙る。気がつけば、外はすっかりと暗くなっており、いつの間にか手元に置かれていた蝋燭の火が揺らめいて天海の影を大きく揺り動かす。

 

決断の刻は近づいている。

 

丹佐秀吉――その運命を大きく変えるその瞬間は。

 

 

次回、第捌話。

天正乙酉いつゆうの大乱」編へと続く。

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