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【CK3/Shogunate】北条高広の野望β ~上杉謙信を3度裏切った男~

 

北条(きたじょう)高広

こんな名前だが北条(ほうじょう)氏とは何ら血縁関係はなく、むしろ毛利家との関係の方が深い・・・というよりも毛利元就を含む安芸毛利氏よりも正嫡ですらある由緒正しき家柄だ。

そんな彼は戦国時代の真っ只中で、上杉輝虎(のちの謙信)に仕えていた。「器量・骨幹、人に倍して無双の勇士」と称される程の武勇を持ち、関東北条(ほうじょう)方との最前線である重要拠点厩橋城(前橋城)を与えられるほど輝虎からも信頼されていた。

だが、彼はそんな信頼してくれている「軍神」を、なんと生涯2度も裏切ったのである*1

 

今回プレイする1568年「天下布武」シナリオでは、まさにその「2度目」の裏切りの直後。

1567年、最前線故に一族の危機に瀕していたからかもしれないが、輝虎と対立していた北条氏康に寝返り、その傘下に降ったのである。

1568年シナリオではゆえに上杉家からは独立しているものの、さりとて北条(ほうじょう)家傘下にもなっておらず、上杉・武田・北条の関東三英傑の狭間に位置するというかなり恐ろしい立地でのスタート。

果たして北条(きたじょう)はこの先生き残ることができるのか。

北条高広。「上杉謙信を3度裏切った男」の生涯を描いていく。

 

なお、今回はShogunate「ベータ版」をプレイしていく。

2024.2.24最新のベータ版では戦国後期のAIが大幅に改良され、かなりアグレッシブに領土拡張を狙うという。

そのあたりの確認も含めて単発でやっていきたいと思う。

 

Ver.1.11.5(Peacock)

使用DLC

  • The Northern Lords
  • The Royal Court
  • The Fate of Iberia
  • Firends and Foes
  • Tours and Tournaments
  • Wards and Wardens
  • Legacy of Perisia

使用MOD

  • [BETA]Shogunate(Japanese version)
  • Nameplates
  • Historical Figure for Shogunate Japanese
  • Big Battle View
  • Japanese Language Mod
  • Japanese Font Old-Style

 

目次

 

過去のShogunateシリーズはこちらから

suzutamaki.hatenadiary.jp

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1568-1572 初期拡張

1568年「天下布武」シナリオでスタート。日付は9月27日。織田信長による、将軍・足利義昭を奉じての上洛戦の真っ只中である。

既に述べたように、この当時の北条高広は上杉輝虎に対する2度目の裏切りの直後であり、その傘下を抜けている。

史実ではこの直後、上杉氏と北条(ほうじょう)氏との間で越相同盟が結ばれ、結局高広は再び輝虎に許されてその傘下に戻るのだが、非情なるShogunateではそんなイベントが起こるはずもなく、上杉と北条との間の実に宙ぶらりんな状態に留め置かれることとなる。

とりあえず初期の戦略は、この状態から可能な限り国力を伸ばすこと。すなわち、近隣の弱小領主を呑み込んでできる限り勢力を拡大していくこととしよう。

幸いにも、近隣には壬生綱雄結城晴朝などの北条高広より弱小な領主たちが存在しており、拡張先には困らないだろう。

婚姻は・・・さすがに武田・北条らと婚姻することもできず、仮想敵(!)上杉と隣接する中新川郡領主・椎名康胤の娘と結婚・同盟を結ぶ。

合わせて懐柔を進め、将来の対上杉尖兵としよう。


その他、息子娘たちの婚姻や評議員の選定、ライフスタイルフォーカスの選択など済ませた後、時間を進める前に早速隣国・壬生綱雄に宣戦布告。

緒戦は難なく勝利。嫡男の景広も敵武将を負傷させるなど、活躍してくれる。

長尾憲景は史実では北条高広に所領を追われ佐竹氏のもとに身を寄せているはずだがここでは高広の配下についている。


途中、城攻めの間に自軍本拠の刈羽郡(北条城)に隣接する山東郡領主・直江景綱に宣戦布告され肝を冷やすが、総兵力はわずか365。何ら敵ではなく、壬生を滅ぼしたのちに反転しさっさと殲滅した。

とりあえず、これがアグレッシブAIの洗礼か。

容赦なく宣戦布告されることは刺激的である一方、戦力的に劣勢の相手にも(その相手が誰かと戦っているときを狙う傾向はあるようだが)無謀にも噛みつく狂犬振りは良し悪しといったところか? 個人的にはどんどん宣戦布告されたいので全然アリ。

 

ともあれ、敵(上杉)陣の只中に自国首都があるというのも都合が悪い。

開発度はより高いし、厩橋城(勢多郡)に遷都しておく。

 

おや、群馬で上杉軍と北条(ほうじょう)軍が戦っているぞ・・・

数的劣勢をものともせず、普通に勝利する上杉軍。

うーん、これは軍神。

 

と、ここでベータ版で追加された織田信長による「幕府再興」イベントが発生。どうやら上洛戦を勝利で終えたようだ。

ここは「史実通りの展開を好む方にお勧めです」と記載された「信長の野望は果てしない」を選択。

すると信長が足利義昭の封臣となる。これは従来のプレイとは違った展開。とは言え、その足利所領のほぼ全土の実権を信長が握っており、いつでも下剋上を起こせる状態である。

この先、果たしてどうなるのか・・・。

 

期待と不安で胸を膨らませつつ、まずは引き続き、自領の拡張を進めていこう。

 

 

1572-1576 動乱の時代

1572年1月16日。

北条高広は壬生氏、結城氏に続き、真壁郡領主・多賀谷政経も攻め、これを奪う。さらなる拡張を果たすことに成功した。

この間、上杉と北条との戦いはなおも続いていたが、その脇腹を突く形で武田勝頼が信濃国簒奪を狙って上杉に攻め込んでいる。

なお、信玄は史実より少し早い1571年に行軍中に病死している。一応、この戦争は信玄が始めたようだが、直後に死んで勝頼が継いだ形だ。


その他、徳川家康が遠江を狙って今川に攻め込んでいたり、引きこもりのはずの朝倉義景が加賀国を狙って本願寺に攻め込んでいたりと、あちらこちらでアグレッシブAIが結果を出している。いや、これ面白いな!


さらに1573年9月10日。どうやら織田と上杉とが同盟を結んだようで、武田を挟み撃ちにする形でこれに対抗しようとする上杉謙信。

いやあ、周りは大変だなァと呑気に考えつつ、とりあえず所領制限の限界に来てしまったのでのんびりと内政モード。首都・厩橋城に「武士の住処」を建築するなど、ぬくぬくと過ごしていると・・・。

1574年9月7日。

北条氏康に宣戦布告される!!!!

史実ではさっさと隷従して命を繋いだが、この世界ではのらりくらりとしていたが故に仕方のないこと。

とは言え、すでに北条高広の総兵力は1,650にまで伸長。

対する北条氏康は1,322に過ぎず。これは、勝てるのでは?

しっかりと懐柔して評価を高めていた椎名重氏*2(総兵力808)、さらには高広の次男・勝広の妻・あおいの兄にあたる真田信綱も援軍として参戦させる。

これらの兵力が集まるのを待って、1575年12月20日。

猿島の地で、決戦が繰り広げられる。

嫡男・景広が片目を失う重傷を負ってしまうほどの激戦。

だが、最終的にはこれに勝利。

敵方には強力な風魔小太郎などもいたが、真田昌輝昌幸など真田家の猛将たちも大いに活躍し、これを撃破。

この勝利を受けて、で 氏康も白紙和平に応じてくれるようになる。

勝てば200ゴールドの賠償金を得られるが、広い北条の領土を制圧しながら勝利を狙おうとすれば、どれだけ時間と金と命が犠牲になるか知れたものではない。

それよりも、今はやるべきことがあるのだ。すだに高広も60近く、時間はあまり残されていないのだから。

 

 

1576-1584 計画と雌伏の時

1576年2月7日。

北条氏康との講和を締結した北条高広は、その足で越後上杉の本拠、春日山城へと赴いていた。

「――お久しぶりで御座います、御実城様」

高広の言葉に、上杉謙信――出家に伴い輝虎から改名――は苦笑いで応える。

「悪びれもなくよくここに顔を出せたものよの、弥五郎。お前の顔はどれだけ厚くできているのか」

「ははは、若き頃より御実城様の鍛錬相手をさせられ、随分と顔も殴られ申した故かも知れませぬ」

恐れるでもなく平然と応える高広と、それを愉快気に眺める謙信の姿とを、周囲の家臣たちは摩訶不思議なものを見るような目で眺めていた。何しろ、一度ならば二度までも裏切った男を許し、かくも親し気に話されているのだ。理解が追いつかないのも無理もない。

「二度と・・・いや、三度と我を裏切るでないぞ」

謙信の言葉に、高広はさらに笑って応える。

「ははは、もしもこれでさらに御実城様を裏切れるようなものがいれば、それはきっと天魔が如き存在でしょう」

「全く、ハラハラさせないで下さい。何か粗相あれば、私の首が飛んでいてもおかしくはないのですよ」

春日山城を後にする高広と並んで歩くのは、謙信の家臣の一人にして高広の娘婿である河田長親。此度、帰参を願い出た高広の仲介役を買って出た男である。

「その時は儂が介錯人を買って出よう・・・いや、冗談はともかく、今回は本当に助かったよ、岩鶴」

「まあ、実際に関東で勢力を伸ばした義父殿が再び・・・いやみたび傘下に加わることで、北条方に対する牽制に繋がると、御実城様もお考えなのでしょう。義父殿もさすがに、北条に攻められてこのままではと思ったのでしょうし、双方利有りの帰参であることは間違いないですね」

「そうだな・・・」

高広のやや濁すような返事の仕方に、長近の表情が歪む。

「・・・義父殿、まさかまた裏切ろうなどと考えていないでしょうね」

「いやいや、まさか。帰参してすぐまた裏切ろうとする奴などいるか」

「・・・何か引っ掛かる言い方ですが・・・まあいいでしょう」

嘆息する長親。

「良いですか、御実城様は今、機内にて破竹の勢いで勢力を伸ばしている織田信長と盟を結ばれました。これは、この混乱の極みたる戦国の世を終わらせる、またとない好機なのです。北条、武田をこの越尾同盟にて牽制しつつ、西は織田が、東は上杉が、秩序と義をもって一統する。この大事業に挑まんとする御実城様を支え、世に平穏をもたらすことこそが、この時代に生まれた我らの天命なのです。その義に背くようなこと、もう二度と・・・三度と、するようなことがないように」

長親の言葉に、高広はしっかりと頷いた。

 

3月10日。

本拠地・厩橋城に戻ってきた高広は、嫡男の景広に迎えられる。

「御父上、ご無事で。少し遅かった為、心配しておりました」

「ああ、少し、工作をしていてな」

「工作?」

何のことか分からず呆けている景広に、高広は笑顔で説明する。

「ああ・・・御実城様の側近である長尾続兼二階堂盛隆の買収を少しな。彼らには中でしっかりと働いてもらわねばならぬ」

「な、何を働くというのですか?」

景広は嫌な予感を覚える。

「そりゃあもちろん、御実城様がお持ちでいらっしゃる関東管領の地位を、儂が請求できるようにするための工作だ。これが完了すれば、その地位を要求して御実城様を攻めることができる」

伯爵級のまま領地を拡大し続けても頭打ちになってしまう。公爵級以上に早くなるべきだが、そのための近道が「誰かの下に臣従し内部から乗っ取る」という、Shogunate戦国時代ならではの下剋上ムーブ。今回は策略値が低い上杉謙信を標的にした。

 

とんでもないことを平然と言ってのける父に、景広はしばし言葉を失う。何とか慌てて絞り出すように、

「ち、父上――まさか、三度目の裏切りを為すおつもりですか!?」

「声が大きいぞ、景広。別にすぐではない。工作も時間がかかるだろうしな」

「そ、そういう問題では――」

「二度も三度も変わるまい。むしろ期待されてるやもしれぬ」

「そんなわけ――」

言いかけて、景広は止める。言っても聞かぬ父であることは十分に知っていた。

「御父上、せめてこれだけは教えてください。なぜそこまでして、執拗に御実城様を裏切ろうとするので?」

「フム――」

息子の言葉に、何かを気付かされたかのように思案する高広。

「そうさな、儂は常にただ必要に迫られて為しているつもりではあったが――」

「何か恨みでも? さすれば我も理解して御父上の為に尽くせまするが」

「いや・・・寧ろ感謝しておる。なにせ二度も裏切った儂を許し、重用してくれているのだからな」

ならなぜ、という顔で見つめる息子を気にすることなく、高広は思案を続ける。

我が、繰り返し御実城様を裏切り続ける理由、それは――。

 

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1576年8月。

上杉謙信は隣国・蘆名氏に攻めかかり、翌年8月にはこれを平定する。

さらに北方の本庄氏にも侵略を行い、着実にその勢力を拡大していく。

一方、西部では織田信長が足利将軍家の意向を借りて同じように次々と勢力拡大。

伊勢。

本願寺。

浅井。

摂津から北四国に至る三好氏の領土も奪い取り、まさに止まらぬ勢いで拡張を続けていく足利義昭=織田信長。

そしてその同盟国・徳川家康も今川を滅ぼし駿河までの一帯を自領に取り込むが、そこで密かに武田と同盟を締結。

武田にとっては拡大を企図する上杉に対する備えであり、かつその上杉と同盟を結ぶ織田に対する牽制でもあった。

そして中国・九州地方でも、毛利&大友の中国・北九州同盟vs島津&相良の南九州同盟による仁義なき戦いが始まっている。

日ノ本のあちらこちらでひたすらドンパチが繰り広げられているこの混沌とした世界で、北条高広は不気味なほど平穏な数年間を過ごしていた。

その間に主君・上杉謙信からは恩寵を与えられ、軍奉行の地位を与えられるなど、二度裏切った男とは思えぬほどの待遇を与えられていたのである。

そして、1580年10月。

主導権を奪われ続けていた足利義昭がそれに耐え兼ね、織田信長に反旗を翻すと、たちまちのうちに信長がこれを力づくでねじ伏せる。

翌年8月には京都・室町殿が制圧され、室町幕府第15代将軍・足利義昭は追放。250年続いた幕府が終焉の時を迎えたのである。

このまま、天下は織田と上杉に二分されてしまうのか。

そして、北条高広はその上杉の最も信頼する刀として、彼らの天下統一事業に貢献していくこととなるのか。

 

「いや、そうはいかないな」

高広は呟く。つい先ほど、同盟国であった椎名氏が上杉に攻められていると耳にしたばかりだ。

これでより一層、謙信に楯突くなど無謀だ。ただでさえ、奥州に向け拡張を進めているというのに、という嫡男・景広の言葉を聞こえぬふりをしつつ、高広は「準備」を進めていく。

1582年6月26日。

ついに高広は、主君・上杉謙信のもつ関東管領の地位を「要求」する大義名分を作り上げた。

あとはその「時」を待つのみ。

そしてそれは、1584年に訪れた。

 

 

1584-1585 運命の果て

1584年1月。

主君・上杉謙信は、同盟国・織田家に従い、中国地方の毛利氏を滅ぼすため、西方に向けて兵を挙げることとなった。

「ご武運を、御実城様」

「うむ、留守を頼んだぞ、弥五郎」

出陣の兵を見送る高広。何かと理由をつけ、彼が謙信についていかない口実を作ることには成功した。

そして、2か月後。

1584年3月11日。

主君の軍が確かに中国地方についたことを確認し――

北条高広は、生涯3度目の、上杉謙信に対する裏切りを敢行する。

すぐさま、北条城に準備していた2,000の兵で春日山城を包囲。

8月には近隣の下倉城を落とし、春日山城もあとわずかで陥落というところにまで至る。

だがここで、西の毛利輝元が敗北し、中国地方がすべて織田の下で統一されたとの報せが入る。

――早すぎる!

高広は兵を全軍春日山城に戻し、もしものときに備えるよう命じた。

 

そして9月14日。織田軍7,000の兵が安曇野に現れ、そのまま真っ直ぐと春日山城に向かっているところであるという情報を掴む。

もはやこれまでか。一旦、春日山城を諦め、本拠の厩橋城へと戻り、そこで立て直す――

「――駄目です、御父上。間に合いません。すでに織田軍の先発隊に捕捉されており、我々はこの東頚城を脱出することができません」

「何だと――」

9月29日。

東頚城丘陵へと逃れようとする北条軍を、神速で追いかけてきた織田の先発隊が背後から襲い掛かる。

北条の殿軍は鉄砲と弓とでもってこれに果敢に応戦するも、多勢に無勢。

やがて後詰も加わり膨れ上がった敵軍に、成す術もなく北条軍は全滅していったのである。

そして――最悪の報せが、軍勢の先頭にいた高広のもとに届けられる。

「――御子息君、四男の北条高広殿が、敵軍との戦いの中でお命を落とされました。その最期は実に勇敢なもので、農民兵たちを先に逃がし、一族衆のみで最後まで立ち向かったとの由」

「おおお・・・」

報せを受け取った高広は、まるで長い酩酊から醒めたかのように慄く。

しかし全てはもう、手遅れであった。

「・・・全軍、全力で逃れよ。一人でも多く、厩橋へと逃れるのだ・・・」

 

1584年10月10日。

厩橋城へと戻った高広はすぐさま上杉謙信に遣いを出し、全面的な降伏を宣言する。そしてそれは受け入れられ、驚くべきことに彼は3度目の「許し」を高広に与えたのである。

しかし、高広にもはや、4度目の裏切りをするだけの力は残っていなかった。

すでに年齢も70近くにまで達しており、そして何よりも、自らの過ちにより、愛すべき我が子を喪う結果にさえなってしまったのだから。

北条高広はその後、自室に籠りっ放しとなり、明確な宣言はなかったものの、実質的に嫡男の景広に家督を譲り隠居した状態へと陥った。

 

そしてそのまま時を過ごした後の、1585年4月14日夜。

夕食の途中で、彼は激しい苦しみに喉をかきむしることとなった。

北条高広、享年68。

その類稀なる武名にて「軍神」上杉謙信に愛されながらも、3度に及ぶ裏切りを果たした戦国時代最も不忠なる男。

その最期は、実に惨めなものであったという。

果たしてその裏切りの果てに、彼は一体何を手に入れたというのか。

 

天魔とて

我が理を解さん

これぞ至上の

愛と知るべし

 

 

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と、いうことで、Shogunate beta版を使用した「北条高広」編テストプレイ、いかがだったでしょうか。

正直、玉座の要求をやるくらいなら素直に暗殺した方が、力も削げるし信長との同盟を切れるしで適切であったのだが、やはり一回は真正面から裏切ってみたかったということで。しかしどうせなら最後は謙信にやられたかった・・・。

いずれにせよ長期プレイはできないBeta版なので、正式版リリース後にぜひリベンジしたいということで。

北条高広は諦めない。何度失敗しても立ち上がり、何度でも裏切ってみせる!

 

 

最後に1585年4月14日時点の天下の様子を確認しよう。

作中で見たように、上杉と同盟を結んだ織田はもはやだれも止めることのできない勢いとなっており、畿内から中国までを完全平定。上杉も着実に勢力を広げているが、島津・伊達の拡張も目覚ましい。

同年9月25日には何と幕府を開く。AIが幕府を開くのは初めて見た。凄い。

その後も一つの戦いが終わっては次の日にまた開戦するような事態が続き、1587年12月14日にはついに織田が「武田征伐」へと出向く。

かの精強な武田騎馬軍団も成す術もなく崩されていき、1589年10月27日に滅亡。

天然の要害に守られた姉小路家も、ついに周囲を取り囲まれ、その最期の時を迎えようとしていた。

最終的に信長が死ぬ1596年までの間にこれだけの領土の拡張を見ることができた(上杉は代替わりして絶賛内乱中)。

 

正直、想像の数倍アグレッシブな今回のAI。

これぞ戦国といったダイナミズムを感じることができ、非常に良かったと思う。

ぜひこのまま正式版とリリースされ、この激動の中を(とくに織田を敵に回しつつ)立ち回って見るのを体験してみたいと思う。

 

それでは、もしよければまた、できれば今度こそ北条高広の「リベンジ」で、お会いできれば幸い。

 

 

 

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過去のCrusader Kings Ⅲプレイレポート/AARはこちらから

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*1:家訓の「神々と自由」ってそういう・・・自由すぎるだろ。

*2:康胤は1572年に亡くなっていたが、その嫡男で椎名家家督を継いでいたこの重氏と再度同盟を結び直している。